FRPサポーター工法
管の中に、もう一本の管。
エポキシ樹脂を含浸させた特殊繊維ライナーを、既設配管内に反転挿入。配管の内面に新しいFRP管を形成する技術です。
既存の配管を取り替える「更新工事」に対し、内側から直す「更生工事」という選択肢。配管の状態を調査したうえで、適した方法を検討します。

施工の流れ
立管から、分岐部まで。

高圧洗浄・研磨
配管内を洗浄・研磨し、ライニングのための下地処理を行います。
立管ライニング
ライナーを反転挿入し、立管の内側に新しい管を形成します。
分岐部の削孔
立管と枝管がつながる分岐部に穴を開けます。
分岐部ライニング
分岐部をライニングします。
使える配管の種類。
白ガス管、鋳鉄管、硬質塩化ビニール管、アルファ鋼管などに対応する工法です。穴開きがある配管も更生の対象となります。
実際の適用可否は、配管の材質や状態、現場条件を確認して判断します。
- 配管用炭素鋼鋼管
- 白ガス管
- 排水管用鋳鉄管
- 鋳鉄製の排水管
- 硬質塩化ビニール管
- 塩ビ製の排水管
- アルファ鋼管
- 既設配管の状態を確認して適用を検討
更新工事との比較
工事の負担を、現場に合わせて考える。
取り替える「更新」と、既設配管を生かす「更生」。工事の方法に加え、建物を使う方への影響も含めて比べます。
| 確認すること | 更新工事 | FRPサポーター工法 |
|---|---|---|
| 配管をどう直すか | 既存の配管を取り替えます。 | 既設配管の内側に、特殊繊維ライナーで新しいFRP管を形成します。 |
| 部屋への立ち入り | 取り替える配管の位置や施工範囲をもとに、入室する場所を確認します。 | 施工系統の上層階と下層階などから作業するため、更新工事に比べて入室する部屋を抑えられます。 |
| 費用と工期 | 現場調査をもとに、工事内容・見積り・日程を確認します。 | 既設配管を生かすことで、費用を抑えたり、短期間で施工できたりする場合があります。 |
費用・工期・入室範囲は、建物や配管の状態、施工範囲により異なります。現場調査のうえご案内します。配管の材質や状態により、適用できる方法も変わります。
相談するときの確認ポイント
管の状態と、建物の使われ方から。
工法を決める前に、現在の設備と、工事にあたって気になることを整理します。分かる範囲でお知らせください。
- 配管の状態
- 漏水などの不具合がある場所や症状。配管の材質が分かる場合は、その種類もお伝えください。
- 改修したい範囲
- 立管・枝管など、検討している配管の範囲。まだ分からない場合は、配管老朽度調査からご相談いただけます。
- 建物の利用
- 住戸やテナントの利用状況、入室の範囲など、工事で気になる点。
工事後については、立管・枝管それぞれの保証期間と、定期清掃を実施した場合の条件をあわせて確認します。保証のご案内へ。
工事後の保証
立管と枝管、それぞれの保証。
立管
10年保証
定期清掃の実施により、最長20年
枝管
5年保証
定期清掃の実施により、最長10年
定期清掃実施時の最長保証期間は、立管20年・枝管10年です。保証の適用条件と詳細はお問い合わせください。
よくあるご質問
工法を選ぶ前に。
配管を全部取り替えずに直せますか?
既設配管の内側にFRP管を形成する工法です。ただし、すべての配管に適用できるとは限りません。現場調査で配管の状態を確認し、更新工事も含めて検討します。
穴が開いた配管にも使えますか?
穴開き管も再生対象となる工法です。実際に施工できるかは、配管の状態と現場条件を確認して判断します。
どの工事を選べばよいか、まだ分かりません。
まずは現在の不具合や、検討している改修内容をお聞かせください。配管老朽度調査からご相談いただけます。
改修を検討する方へ
調査と更新工事も、あわせて考える。
まずは配管老朽度調査で状態を確認し、給排水衛生設備の更新工事と更生工事を検討します。
設備工事の担当例として、都営住宅亀有4丁目APと葛飾区立上千葉小学校体育館をご紹介しています。これらは給排水衛生設備工事の事例であり、FRP工法を実施した事例として掲載するものではありません。
